エーカーダシーランチ会&祈りの話

「エーカーダシーランチ会&祈りの話」

日時:2024年11月12日(火) 10:30~14:00

会場:マチソワ(扇町ミュージックキューブ1F) 
大阪市北区南扇町6-26
大阪メトロ堺筋線「扇町」駅(5番出口)から徒歩3分、
JR環状線「天満」駅から徒歩7分、JR「大阪」駅から徒歩15分

内容:
インド暦にあるエーカーダシーという吉日に行うランチ会&祈りの話。

満月・新月から11目にあたる日をエーカーダシーといい、ヴィシュヌ神に祈りを捧げ、断食やまたは日常の食事(穀物、肉類、野菜)を抜いた物を食することで、心の雑念をリセットするきっかけや心を見つめるための精神的な成長を促す日とのことです。

エーカーダシーの日にいただくランチで、日常の習慣で見えないうちに酷使している肉体や心(5つの感覚と器官、心をあわせた11)を落ち着かせて、整えましょう。そして、エーカーダシー提供者の篠田清美さん、山下奈緒さんに祈りの話をしていただき、お互いに良い状況をもたらすことができる会にしたいと思います。

 

タイムテーブル

10:30~10:45   受付
10:45~12:00   山下奈緒さん「インドの伝統文化コーラムから学ぶ祈りのある生活」
12:00~13:00   エーカーダシーランチ(説明とチャンティングの後ランチ)
13:00~14:00   篠田清美さん「インドの暦と月が伝える心の見方」

参加費:マチソワのメニューから1ドリンクのご注文をお願いいたします。

ランチ代+参加費はアンナダーナン制

(アンナダーナンについて、エーカーダシーを提供する奈緒さんと清美さんより説明をいただきました)下記参照※

持ち物:お皿、カトラリー(スプーン、フォークなど)、飲み物を入れるコップ。

その他:乳製品、ハチミツを除く動物性食品の持込はお断りいたします。(えび、カツオ、チキンなどのエキス類、ゼラチンなどを含むもの)

申込先:タミル文化交流サロン tamil.ccsalon@gmail.com (モガリ真奈美)

お名前、メールアドレス、電話番号、人数をご明記ください。

※食べ物にアレルギーがある方、ヴィーガンの方はお知らせください。

定員:17名

締切:11月10日(日)

山下奈緒さん「インドの伝統文化コーラムから学ぶ祈りのある生活」

祈らなくても人生を全うできるのに、人はなぜ祈るのでしょうか?

形で行われがちな祈りですが、本来は単なる形や願望で終わらず、自分の幸せに繋がっていくものです。

コーラムという祈りの形が今も伝わるインドの日常の風景を写真や動画で見て、「祈り」について一緒に考えてみましょう。

 

篠田清美さん「インドの暦と月が伝える心の見方」

インドの暦は「パンチャーンガ」と呼ばれる、
月の満ち欠けや運行状況を元にした5つのパートによって成り立っています。

インド占星術では、月は私たちの心の移り変わりを表す、とされていますので、パンチャーンガはまるで私たちの「心の天気予報」でもあります。

今回はそんなパンチャーンガについての簡単な説明、また生活への取り入れ方についてもお伝えします。

 

プロフィール

山下なお / महाशिक्त:[mahā śaktiḥ] / コーラムアーティスト
幼少期を寺院、仏像や宗教美術が当たり前の奈良市で過ごす。自然に宗教美術に興味を持ち、後の彫刻やコーラムへの興味に繋がる。美大で彫刻を学びながらも自己表現に疑問を感じ、哲学書を読み漁っている時にヴェーダーンタに出逢うが一旦保留。その後ヨーガを始め、インドのアシュラムでTTC修了。帰国後、Medha jiのもとでヴェーダーンタとサンスクリット語を学び始め、後にコーラムも学び始める。コーラムを日本に広める為、各地でワークショップや展示を行なっている。その他、発達障がいを持つ子どもの支援、障がいを持つ方達とアートを使っての関わりを模索する為、海外を含む様々な施設を訪問して研究中。
 
【篠田 清美】
20代の頃より心理学や精神論などを独学で学び、2011年に初めて行ったインドでアーユルヴェーダに出会い、その後2016年まで都内にてアーユルヴェーダサロンを運営。
2017年〜2023年まではインドに拠点を移し、会社員をしながら現地の伝統的なヴェーダの文化に触れ、学ぶ生活を送る。
その中でインド占星術やヴェーダーンタの学びを深め、同時にインド各地の民藝品の美しさや奥深さに感銘を受ける。
2024年からはインドと日本の2拠点生活を送りながら日本各地でインド占星術鑑定や講座、マルシェ出展などで活躍中。
アンナダーナンとは。。。
山下奈緒さん、篠田清美さんから説明をいただきました。
…………..
サンスクリット語で「アンナ」は食事、「ダーナ」は与えることです。アンナダーナは心の成長に欠かせない行いと言われています。また、与えること「ダーナ」は時間や労働力など様々な形で行えますが、食べることは生きていく為に欠かせないものなので、食事を他者に与えるということは特に尊い行いです。
勉強会やイベントで行われるアンナダーナは、その会への参加の可否に関わらず、提供したい人が自分で決めた金額を支払い食事を提供出来ます。現代の社会では、自分が食べた分だけを支払ったり、割り勘にすることが当たり前になっていますが、アンナダーナは「したい」人が自分で決めた金額を支払うものです。(金額の決まりなどはありません)
私たちは「お食事をいただく」「お料理を作ってくださる」「お料理を作らせていただく」「イベントを開催していただく」「参加者に集まっていただく」「食べれる体が与えられている」など、食事提供に限らず、全てが与えられていることを認識することが大切です。その認識が育つと「全てが与えられている」と自然に感謝できるようになり、与える側にまわろうとする意識が働き、心の成長に繋がっていくのです。その心の成長に繋がるアンナダーナという方法で今回は食事を提供することとなりました。
ご不明点はご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
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